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国家総合職ってなんですか?

国家総合職は、新卒で採用されると2級から始まります。 級とは、簡単に言うと公務員の役職みたいなものです。 国家公務員は、 1級と2級が係員 、つまり一般職員です。 3級は係長 に該当します。 4級から本省と出先機関で役職が異なります。 4級の場合、本省は3級と同じ係長、出先機関は、課長補佐に当たります。 ここで示している出先機関の役職は、出先機関本局の役職です。 出先機関の支所の役職ではありません。 出先機関の支所とは、出先機関の出先です。 国土交通省の出先機関である地方整備局を例に解説すると、本局が〇〇地方整備局であり、支所が〇〇国道事務所に当たります。 出先機関の本局の課長補佐は、支所では課長になります。

国家総合職試験と国家一般職試験の違いは何ですか?

国家総合職試験においては法律区分、経済区分、政治国際区分、工学区分、人間科学区分等受験する専門科目に応じた試験区分があるものの、それぞれの試験区分においては、地域ごとの区分が存在せず、任官後も全国転勤となるのに対して、国家一般職は北海道、東北、関東甲信越等の採用区分ごとの採用であり、地方整備局等一部の例外を除いて、基本的に受験した地域以外への異動がありません。 例えば、東北で受験すると、人事局、経済産業局、地方検察庁、労働局、法務局等の地方機関は東北地方のものだけを官庁訪問することができ、他の地域の機関には訪問できません。

国家総合職の採用試験ってどうなの?

国家総合職の採用試験は「院卒者試験」「大卒程度試験」の2つに大きく分かれています。 それぞれ専門によっていろいろな区分があり、自分の得意なものを選んで受験することができます。 院卒者は大卒程度試験に申し込むことも可能です。 院卒者試験の「行政」区分、大卒程度試験の「政治/国際」「法律」「経済」区分は、ほかの試験区分にくらべて受験者数や内定者数が多く、もっとも一般的な試験です 。 このサイトの「専門科目」カテゴリーの科目は、すべてこれらの区分で登場します。 ほかの試験区分の専門科目では、それぞれの専門にかんする問題が出題されます。 ここからは院卒者試験の「行政」区分、大卒程度試験の「政治/国際」「法律」「経済」区分について解説していきますね。

国家総合職と一般職の違いは何ですか?

キャリア組と呼ばれる国家総合職は、基本的には東京の本庁勤務ですが、省庁によって2~3年程度の間隔で地方へ転勤するのが一般的です。 一般職は、中央省庁に限らず、税関や労働局などの地方の出先機関を含めた中から勤務先を選択することになりますが、総合職・一般職ともに、試験合格後に訪問する官庁で所属先が決まります。 専門職の種類には、皇宮護衛官、外務専門官(外交官)、少年院や少年鑑別所で働く「法務省専門職員」、国有財産や金融等の政策に携わる「財務専門官」「国税専門官」、検疫所などに勤務する「食品衛生監視員」「労働基準監督官」「航空管制官」があります。 総合職試験(院卒者試験/大卒程度試験:法律・経済区分)や、一般職試験(大卒程度/高卒程度もあり)に合格すると裁判所事務官として採用されます。

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